ひろしまアニメーションシーズン2022

PROGRAMプログラム

イン・フォーカス・エリア/国

韓国アニメーション特集 長編『半島に生きようぞ』

スケジュール

8月19日(水) 17:45~ @JMSアステールプラザ中ホール

プログラム概要

無名の俳優、そして非常勤講師として長年を過ごし、日の目を見る瞬間を待ち続けていた男。ようやく訪れたそのチャンスは、皮肉にも一度に二つやってきた。

『半島に生きようぞ』は、これまで短編・中編作品を手がけてきたイ・ヨンソン監督の長編デビュー作である。夢と現実の狭間で選択を迫られる主人公の姿は、大学で教鞭を執りながらインディペンデント・アニメーション作家として活動してきた監督自身の歩みと重なる。創作を続けるために生活との両立を強いられる、韓国の映画作家たちの不安定な現実を、切実な眼差しで描き出した一本である。

提供:KIAFA AniSEED

SCREENING GUEST

ゲスト

登壇:イ・ヨンソン
司会:小川和

半島に生きようぞ
イ・ヨンソン
韓国
2017
85分00秒

俳優になる夢を抱き続ける40代の非常勤講師、オ・ジュング。 ある日、大学時代の友人からオーディションの誘いを受ける。同時に、大学の実力者である老教授の命を救ったことから、正教授への昇進話も舞い込む。 一度に訪れた二つの奇跡。 夢を追うべきか、家族を守るべきか葛藤した末、ジュングは正教授になることを決意する。しかし、その前途にはさらに予想外の出来事が待ち受けていた。 一度に訪れた二つの奇跡。その結末とは?

イ・ヨンソン

1986年、韓国・ソウル生まれ。 2005年に韓国チョンガン文化産業大学アニメーション学科に入学し、2011年に卒業。現在は同学科の兼任教授を務めている。 短編アニメーション『Alone』(2010)、『記憶しようとして』(2011)、中編アニメーション『巨大な太陽が近づいてくる』(2013)、『トイレ・コンクール』(2014)の制作を通して独自の制作システムを確立し、長編アニメーション制作に向けた経験と技術を積み重ねてきた。 特に『トイレ・コンクール』は2016年に独立系映画館やアート系映画館を中心に公開され、40代の一家の大黒柱が抱える悲哀や葛藤を巧みに描いた作品として高く評価された。 2017年には、自身初の長編アニメーション作品となる『半島に生きようぞ』を完成させた。