月次レポート:ベンス・フラヴァイ(2026年8月)
8月が始まると、成果展示やフェスティバルが刻一刻と迫ってくるように感じられたため、展示用プリントの準備と映画の編集作業に取りかかった。手元には膨大な素材があったものの、すべてがバラバラの状態であった。まずはキンコーズを見つけてテストプリントを行い、すべてをしっかりと確定させてから、ようやくアニメーション制作そのものに集中することができた。

その合間を縫って、私たちは間際に迫った観光も楽しみ、ポケモン展(「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」)を見るために広島県立美術館へと足を運んだ。これが実に素晴らしかった。日本の伝統工芸とポケモンとの融合は、とてもユニークで魅力的なコンセプトであった。美術館にいる間、縮景園にも立ち寄った。ここはレジデンス期間中に3度も訪れたのではないかと思う。街の中で最もお気に入りの場所の一つとなった。美しい緑豊かな庭園の向こうにそびえ立つ大きなビル群の対比は、いつ見ても息をのむほどであった。

8月6日、私たちは平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに・平和祈念式)に招かれ、参列した。これほどまでに凄惨な日を人々が追悼する姿を目にするのは重苦しい体験であったが、この慰霊が戦争に対する人類への警鐘として機能している様子を見ていると、深く意義深く、そして気高き行為のように感じられた。夕方、川に浮かぶ灯籠は実に美しかった。これほど多くの人々が集まり、水面に漂う色とりどりの灯籠を眺めている光景は、あれほど重苦しかった一日の終わりに、どこか人々との繋がりと心安らぐ感覚をもたらしてくれた。
フェスティバルまでの最後の2週間は、あっという間に過ぎ去った。私たちのプロジェクトがすべて、ついに形になりつつあった。それぞれの作品が持つ重要性や意義を保ちながらも、まったく異なる仕上がりになっていく過程を見るのは実に感慨深かった。私は何度もキンコーズへ足を運び、最後の方にはまるで毎日そこに通っているかのように感じられるほどであった。
また、特に月の終わりに向けて天気が良くなってからは、街中をよく自転車で巡った。それまで見落としていた新しいエリアをいくつか発見することもできた。そしてもちろん、お土産の買い物もたくさんした。古着や中古品を掘り出すのが好きな者にとって、ブックオフやハードオフはまさに夢のような場所であった。

展覧会の前には、すべてを展示する設営作業に取りかかった。チームの皆は非常に親切で協力的であり、ついにチーム全員と直接会うことができたのは本当に素晴らしいことであった。山村浩二さん(HAS2026アーティスティック・ディレクター)、土居伸彰さん(HAS2026プロデューサー)、そして三浦雨林さん(HAS2026コーディネーター)は、これまで密に連携を取りながら仕事をしてきたものの、フェスティバル前には直接会えていなかった人々であったため、ついに彼らとじっくり知り合う時間が持てたことは特に嬉しい出来事であった。

フェスティバルがついに開幕し、新しい友人とも古い友人とも再会できた時は本当に嬉しかった。上映プログラムは実に素晴らしく、ひろしまアニメーションシーズンほど映画を大量に鑑賞した場所は、これまでの人生で他にないと思う。毎晩のパーティーはいつも大盛況で、パーティーが終わった後は、お気に入りの街のスポットへと人々を案内し、一緒に過ごしたり食事を楽しんだりすることができた。

フェスティバルが終わると、最も辛い瞬間がやってきた。皆に別れを告げ、部屋を後にすることだ。ブダペストへ旅立つ前に、ゾハールと私は京都と東京へ短い旅行に出かけ、それは実に素晴らしいものであったが、終わりの気配――そして日本に別れを告げる切なさは、私たちの心に残り続けた。
総じて、H-AIR(ひろしまアニメーションシーズン・レジデンス)は一生に一度の大冒険であった。日本に来ることは長年の夢であったが、まさか広島で3ヶ月間も自分のアニメーション制作に没頭できるなんて、今でも夢のように思える。
これまでの道のりで手を差し伸べてくれたすべての人々、そして何よりこのかけがえのない体験を実現させてくれた映画祭チームに対して、深く光栄に思い、心からの感謝を捧げたい。