あたりまえの奇跡
川﨑広大
日本
2025
5分56秒
普段何気なく過ごしている日々、それは奇跡的なものかもしれません。私たちは日常生活の中で、あたりまえに存在しているものに意識を向けることを忘れがちです。私自身、東日本大震災の影響で京都に引っ越し、環境が変わって家族ともバラバラになり、3月11日という日を境に今まであたりまえだと思っていた生活が一変しました。しかし、そういった出来事を経ても今、衣食住に困らない平和な暮らしがあたりまえだと思い込んでいました。この作品を通じ、日常に潜む「あたりまえ」に少しでも意識を向け、考えるきっかけになれば幸いです。
ホリデイ
座間直博
日本
2025
6分04秒
休日の過ごし方は人それぞれであり、私たちは様々な方法で体と心を休めている。この作品は私の休日前夜を表現したアニメーションである。お気に入りの趣味を好きな表現で作り上げた。
雪が融ければ羽化する夢を見るか
大寺太郎
日本
2025
2分56秒
目的地を目指す中でおぼろげに立ち上がる2人の幼少期の記憶は、雪景のように淡く、融けかかっている。かつての風景を見つけ出そうとする2人は、羽化しようとする蛹のようだ。
ににふにの庭
上野和海
日本
2026
4分17秒
心の底の庭に住んでいる二人。頭と心。金剛と胎蔵。アダムとイヴのような。相反する二つの存在はいつもバラバラで、分かり合えないまま同じ姿をしている。執着と拒絶を繰り返し、目覚め始めた自己と外界の認知の中で辿り着く、而二不二の世界。
月下陰陽
山中祐京
日本
2026
6分42秒
心の内を語り合えず衝突する陰陽師の姉妹。月光が降りそそぐ夜、キュウビに憑りつかれてしまった妹へ姉が思いを伝えに行く。
木の宝物
ゲラルディ・サロモ・パンケレゴ
インドネシア、日本
2025
2分25秒
子供の頃に巣の中で卵があると宝物を発見した感覚のような体験だった。しかし、きっとその卵の母親にとっては大切にするべき、宝物より価値のある子供だった。
やまなし
江馨怡
日本
2025
3分57秒
谷川で暮らす小さなカニたち。好奇心に満ちた彼らは、ある日初めてカワセミの狩りを目撃する。水の外の世界から訪れた予測できない恐怖は、彼らの静かな日常を揺るがしていく。
Ribs
石上 陽菜
日本
2026
5分08秒
彼女は自らの手で愛する人を傷つけてしまった。その出来事をきっかけに思考を巡らせる中で、彼女は利己心を手放し、相手に世界を捧げることで愛を証明しようとする。
侵略者の夜
石原 すみれ
日本
2026
3分59秒
ヒーローとの戦いに敗れた宇宙人は、家へと帰り夕飯の支度を始める。
ハズレ
張憶
日本
2026
3分20秒
イヤホンを着けて他人との距離を保とうとする男性 A と、コミュニケーションが苦手な新入社員の女性B、この二人の主人公を交互的に描くギャグアニメーションです。社交的ではない人々が日常生活の中に遭遇しうる「運がない出来事」を中心に物語を展開しています。
緊張
松岡 咲綾
日本
2025
5分24秒
緊張している様子の女の子は、トイレで1人、色々なことを考えます。緊張という感情をテーマに、面白おかしくお話を展開する、コマドリとデジタルの手書きを組み合わせた映像アニメーション。
△小屋/さんかくごや
姜 暁萌
日本
2026
4分55秒
吹雪に閉ざされた山小屋に、三人の見知らぬ人物が閉じ込められる。四日目の朝、そのうちの一人が死体となって発見される……死の真相とは何なのか?深まる疑念のなか、それぞれが隠された秘密を抱えているように見える。記憶と現実が交錯するにつれ、小屋の中のすべてが少しずつ変化していく……。
Mise en abyme
阪口綾
日本
2025
4分00秒
夢の中の世界は一見整っているようで、実際にはどこかおかしい。しかし、その矛盾に気づくことなく、次々と変化していく流れに引き寄せられ、まるで深淵に立ち尽くしているような感覚に陥る。
あたたかな、みず
中村美鈴
日本
2026
5分46秒
人間という家の中に、心が住んでいる。
窓の中をのぞいてみると、心が泣いている。
心の涙は溜まりに溜まり、窓から溢れ出る。
「涙が出るときの心の変化の過程を描く」というコンセプトを元に、心理の視覚化を探求したアニメーション作品。
感情表現が苦手な主人公はある犬と出会い、自分の心が流す涙がどんな色なのか、どんな形なのか、知っていくことになる。
Very Chubby Belly
岡田一那
日本
2025
3分34秒
ぽっちゃりなヘンテコがひたすら走り回る。結局世の中自分が一番なのに自分を一番にできていない状況にもどかしくなってしまって少し酸素が薄くなる。息がしやすいような優しさが必要で、そんな優しさを求め、制作した作品。
さがしもの
川島祐弥
日本
2026
5分28秒
主人公は不思議な世界へと迷い込み、そこで一匹の蝶に導かれながら誰かがかつて確かに存在していた痕跡を辿る旅に出る。
現実と地続きでありながらどこか異質な風景の中で、消えゆく記憶や気配と向き合っていく。
きみとわたし
渡辺こころ
日本
2026
11分37秒
作者のイマジナリーフレンドの正体をめぐるセルフドキュメンタリー