チャリサ
スワティ・アガルワル
インド
2024
5分45秒
『Chalisa(チャリサ)』は、ハヌマーンの生涯を讃えながら、彼が持つ比類なき力、献身、そして知性という特質を紐解いていく、短編ストップモーション・ミュージカルビデオです。
本作では、高名な詩人トゥルシーダースが記した「チャリサ(40のチャウパイ/四行詩)」の一節一節に、遊び心にあふれた、時に真摯で意味深いクレイ映像(粘土アニメーション)を通じて命を吹き込みます。
インドで深く愛されているハヌマーンというキャラクターに敬意を表したこの映画は、文化的な気づきを促し、インドの豊かな芸術的遺産に対する観客の理解を深めるものとなっています。
神は恥ずかしがり屋
ジョスリン・チャールズ
フランス
2025
15分34秒
列車での移動中、アリエルとポールは、それぞれが抱える深い恐怖をスケッチして時間を潰していた。そんな二人の遊びは、謎めいた乗客ギルダが割り込んできたことで、思いがけない展開を迎える。しかし、ギルダの恐怖との向き合い方は、二人の遊び心あふれる絵とはかけ離れた、はるかに深刻なものだった。
©︎2025 Yoko Yuki / Au Praxinoscope
新しいおうちにチュ!
幸洋子
日本
2025
10分40秒
8歳のヨンは飼い猫キクとの別れや、キクを狭い人間の家に閉じ込めていることに、不安と疑問を感じながら生活している。ヨンの母親は、新しい家を内見するため、ヨンを連れて森の家を訪れる… 猫と共に育った子ども時代の追憶と、快適な棲家を探し続ける生き物たちへの思いを描く。
列について
ラーヘル・ガーティ
ハンガリー
2026
6分42秒
アンナは好奇心に駆られて森へと探検に出かけ、そこでウサギに出会い、楽しそうに遊び始める。しかし、その場の勢いで遊びの境界線を見失い、誤ってウサギを殺してしまう。償いをしようと必死になったアンナは、深い感情を呼び覚ます旅に出る。それは、彼女を無意識のうちに、家族に代々受け継がれてきたトラウマへと繋げていく旅だった。
何かおっしゃいました?
ジョン・W・ラスティグ
アメリカ合衆国
2025
4分45秒
ある男が恐ろしい罪を犯す。その結末は誰もが予想だにしないものだった。
今日は土曜日だから
アリス・エサ・ギマランイス
ポルトガル
2025
12分24秒
土曜日、ある女性は家庭生活と現実逃避への欲求との間で葛藤していた。
動く湿地
ウィンストン・ハッキング
カナダ
2025
1分23秒
熱にうなされたような静止状態は、アルゴリズムの軸を中心に回転しながら、無限の気晴らしの中へと崩壊していく。拍動のひとつひとつが、不確かな音色を伴い、半分生きたような世界に電気を吹き込む。時間は柔らかなポリマーのように引き延ばされ、変容は一コマずつ、怪しいほどゆっくりと忍び寄る。まるで映画の方がこちらを見返しているかのように。
断片化された写真は粘土へと転写される。それは彫刻でもコラージュでもなく、その中間に位置する何か——「トナーモーフ(Tonermorph)」。仕草の途中で現れる人物像は、その表情をさらけ出しながらも決して完全体にはならず、自らの皮膚のパターンの中に宙吊りにされている。彼らは、自らが、あるいは私が作り出した「行為の沼(action bog)」に足を取られ、よろめいている。
バルコニー
イヴァ・トクマクチエヴァ
ブルガリア、フランス
2025
8分10秒
暑い夏の日、数人の隣人たちがバルコニーに出て涼んでいる。突然の雷雨に見舞われるなか、そのうちの一人がふとした閃きを得た。それがきっかけとなり、他の住人たちも「今、この瞬間」を精一杯生きようという気持ちに包まれていく。
逆光のペルワ
カロリーナ・ヴァラス
ポーランド
2025
11分10秒
湖畔の町で育った二人の親友。のどかな日々が過ぎていく中で、二人は町が自分たちを誘い込んでいる暗い運命に気づくのだろうか?
この自伝的な物語は、イジアとカロリンカの親密な関係を中心に展開する。のどかな町ドブチツェは、不条理で不穏な出来事の地図となり、やがて物語の登場人物の一人へと変貌していく。永遠の休暇のように思える日々が続く。
よく見ると、映画に登場する数々の象徴は、親密な並行ストーリー、あるいは不快な記憶の集合体を示唆している。