原作はオスカー・ワイルドの『幸福な王子』。「Scripta」は「書かれたもの」、「volant」は「飛び去る」の意。テクストを使った映画、あるいは映画としての書物を通して、見ることと読むことの間に立つ。
8月22日(土) 10:00~ @JMSアステールプラザ中ホール
HAS2026コンペティション選考委員を担当した折笠良監督の特集プログラムです。文字や言葉を主題としたアニメーション作品について、上映とトークでその魅力に迫ります。
登壇:折笠良
原作はオスカー・ワイルドの『幸福な王子』。「Scripta」は「書かれたもの」、「volant」は「飛び去る」の意。テクストを使った映画、あるいは映画としての書物を通して、見ることと読むことの間に立つ。
戦後を代表する詩人であり、シベリア抑留の経験をもつことでも知られる石原吉郎(1915-77)の詩「水準原点」を粘土に刻印、約1年にわたる記録。
サイ・トゥオンブリは、ロラン・バルトは、何をしているのか? テクストの誘惑と困難を書き、読んだ日々の記録。
環ROY「ことの次第」のための映像。 ""言葉は音楽へ変わった/そして音に戻り 時と場に融け/時と場は物語を紡いでる""
萩原朔太郎『月に吠える』より「地面の底の病気の顔」をもとにした映像。
アンリ・ミショーがメスカリン体験を綴った詩とドローイングにインスパイアされた『みじめな奇蹟』は、言語と知覚の限界を探求し、音、意味、形、動きのつながりを創り出す。
陽光の最初の一閃が射し込み、浅い眠りの襞を静かに揺らすと、そこに一つの落書が出現する。高柳誠原作の「落書」を本人が朗読、折笠良がアニメーションを手がけた。現代の日本文学とアニメーションのコラボレーション企画「文学ビデオ」の第二弾。
1986年生まれ。茨城大学教育学部、イメージフォーラム映像研究所、東京藝術大学大学院映像研究科で学ぶ。2015年9月-2016年8月、文化庁新進芸術家海外研修員としてモントリオールに滞在。2018年、NEFアニメーションのレジデンスプログラムに選ばれフランスフォントヴローに滞在。2020年、平成31年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてパリで研修。 2023年、ミユ・プロダクションズ(フランス)、カナダ国立映画制作庁(カナダ)、ニューディアー(日本)の共同製作で、アンリ・ミショーによる メスカリン体験を描いた同名の詩画集をもとにアニメーション作品『みじめな奇蹟』(2023)を制作。2025年2月、柳井イニシアティブの企画「文学ビデオ」第2弾として高柳誠の同名の詩を原作とする『落書』(2025)が完成。