©️Heinrich Sabl
1945年、ドイツ。幼いソフィーは両親とともに、赤軍から逃れていた。彼らはアメリカ行きの船のチケットを持っている。 旅の途中で立ち寄ったホテルで、一家はナチス党員シャルフとヒトラーユーゲントの少年ベックマンと衝突する。やがてソフィーは両親と記憶を失ってしまう。 ホテルはソ連軍の支配下となり、ソフィーはそこで料理人として働くことになった。彼女は成長し、一人の女性となる。しかし、自らの過去にまつわる真実が未来への道を切り開くことになるとは、まだ知る由もない――そして、その最初の手がかりは、長年ホテルの防空壕で彼女に発見されるのを待ち続けていた。